ちょっと一息

CAD

根室出張で、お昼にコンビニ弁当あきたので
前にもアップしましたが、名物焼き鳥弁当を。
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くどいようですが、
「焼き鳥弁当」なんですが豚串です!
 
さて今週も引き続き根室の現場なのですが
急遽今週後半は十勝へ何日か出張しなければなりません。
いつなるのかは親方次第。
さっき弱気の電話かかってきましたが、まぁがんばってください!
 
さて、図面作成ソフトCADについてですが、
 
私はもう昔からjW_CADというソフトを愛用しています。
建築業界ではこのソフトを使っているところが多いのですが、
土木業界はAUTOCADが圧倒的多数です。
 
ファイル形式の変換は大変です。
 
しかも現在公共事業の納品は電子納品ですが
このときのCADファイル形式がまた違うし・・
もうややこしくて。
 
特に色関係がぐっちゃぐちゃ
せめて標準色を使ってくれればと思うのですが・・
 
私は外国のサイトで「Teigha File Converter」という
変換ソフトを利用しているのですが
なんかいい互換ソフトあった教えて欲しいです。
だれか知りません??

軟弱地盤解析その後

もうかなり昔になりますが

軟弱地盤解析〜対策工検討〜沈下管理までを担当した現場が

今回の出張先近くにあるので見に行ってきました。

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法面及び法尻付近に以上なし!!!

道路としての機能も十分果たしていそうです。

しかし

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盛土中央付近のカルバート箇所に

明らかに段差解消のために舗装材で擦り付けされていました。

段差がどのくらいだったのか知りたいところです。

縁石を見る限り数cmくらいでしょうか?(完全にひいき目ですが・・)

ここはプレロード工法で軟弱地盤上に

直接カルバートを設置しているので

どうしてもこうなってしまいますよね。

これは当時あまり解析方法が確立されていない(だったような・・)

二次沈下によるものと信じて。

こういうところをみると勉強になるし、

現在の報告書にもかなり反映できますよね。

フライデーされた

現場でちょっと気を抜いたところを撮られてました・・
 
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親方曰く 哀愁があったようです。
 
実は二日で600km以上運転して、
疲労していただけなんですがね。
 
(^ 。^)ゞポリポリ

一杯飲めない話

↓北見のアーケード街
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今日は根室某所から昼に網走某所へ現場の下見
 
電話やらなんやと現場を出発したのが5時過ぎかな?
 
本来は根室某所の現場へと思っていたのですが
 
北見付近で暗くなってきて・・・
 
今日は北見で泊まって明日朝早く根室へと行くことに・・
 
街の明かりに後ろ髪ひかれつつ ホテルに籠って相変わらず仕事・・・
 
札幌勤務時代ならこの時間からでも
 
札幌戻って夜中まで仕事して、さらに飲みに行ってたなぁ〜
 
なーんて思いつつ 一つだけつらい(T_T)ことはありますが
 
おかげ様で9月は忙しくさせて頂けそうで感謝です
 
 
 
 

一杯飲める地形

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上の写真で水平線奥に見えるのが野付半島の一部です。
 
全長約28km 日本最大の砂嘴地形です。
 
上から見るとこんな感じ↓
 
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素敵過ぎます。
 
海の沿岸流に運ばれたいた砂たちが
沿岸流の遅くなった所に溜まって
こんな地形を形成してると言われてます。
 
この地形眺めるだけで
目頭を熱くしながらお酒が飲めます。
 
本当に素敵な地形です。
 

山師

むか〜しのことですが、
我々の同業者の一部は「山師」と呼ばれていました。
 
山 師:御主人!お宅の山の下にこの石炭がころがっていますよ!
 
御主人:えっ!それがどうかしました?
 
山 師:念のため、一度お宅の山を歩かせてくださいな。
    宝の山かもしれないので!
 
御主人:まぁそりゃかまわないけど
 
——そして数日後
 
山 師:(黒い大きな石を持って参上)
    御主人これは良質な石炭ですよ
    これは大金持ちになれますよ。
    ぜひ投資して採掘しませんか?
 
と、投資金をもって山師は二度と現われませんでした。
その後正式な国の調査では石炭など山にはありませんでしたとさ。
もってきた石炭は別のところからもってきたのだろうとの事でした。
 
まぁこれはたとえ話ですが、
「山師」は「やましい」の語源という説があります。
地質屋さんにはご用心を!
 
ってわけないないない〜
 
われわれは至って真面目ですのでご安心を!
 
さて前回の昆布森海岸の次に行ったのは
 
昆布森海岸より海沿いに西へ約4kmほど行ったところ
すてきな石炭層が大きく2層。
また細かくみると局所的またはレンズ状の炭層が多くみられました。
素敵な露頭です。断層も見られるし、
個人的にはこの露頭を見ながら一杯やれます!
 
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前回の昆布森海岸の地層よりもさらに古い時代に堆積した
天寧層(てんねるそう)と呼ばれる地層です。
礫岩を主体とする地層ですが、他泥岩や砂岩も見られます。
 
これだけ炭層が露出していたら山師の出番はなさそうですね。
 

海鶴

演歌 「海鶴」
 
♪北のぉ〜海はぁ〜
も〜お〜 秋風ぇ〜が吹〜き〜♪
 
♪つがいの鶴が〜 どこからかぁ〜
     砂浜にっ   舞い降りるぅ〜♪
 
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って歌はありません!
 
釧路だと湿原、川や牧草地等の内陸部でよく見るのですが
砂浜に居たのは新鮮でした。
 
写真撮っていたとき鶴は異常に鳴いて怒っていたかも
 
「勝手に撮んな!」
 
って芸能人かい!
 
 
 

昆布森海岸

ご縁がありまして、
炭鉱に関するガイドツアーをやられている
元炭鉱マンの方と地質踏査もどきを
お盆休みを利用して行ってきましたので
その一部を何回かに分けてご報告します〜。
 
今回は昆布森海岸のご紹介
 
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海蝕崖に露出する雄別層と呼ばれる地層の露頭です。
雄別層は砂岩と泥岩の互層を主体とし、他に礫岩及び凝灰岩の薄層も挟みます。
泥岩と砂岩の互層中には石炭層の薄層が見られます。
本層の石炭層は阿寒方面にかつてあった雄別炭鉱での稼働対象かと思われます。
 
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上の写真の段になっている数10cm間のところが石炭層です。
昆布森での本層は挟在層が多く、あまり良質ではないのかな?
石炭層の上下にある細かい砂利状のものは、
乾湿がくりかえされた事により破砕(スレーキング)された泥岩です。
 
また泥岩層中にはおそらく二枚貝であろう化石が密集しているところもありました。
 
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写真では白色に点在または密集しているのが貝化石と思われます。
 
今回はここまで!
 
 
さて明日からの出張準備開始〜

人歩道〜湖桜坂

現在朝7時を過ぎたところです。
W杯でコロンビアが3点目をとったところで
日本の一次リーグ敗退を確信して出勤しました。
終わってみればギリシャが勝ち、奇跡を起こすチャンスでした・・
まだまだ日本はサッカー後進国なんだから
伸びしろを期待して、4年後のロシアW杯を楽しみにして・・・
がんばれ日本!
 
さて、前にも少し触れましたが、会社のある釧路南東部は
台地地形となっており、その台地縁には崖地形があります。
この崖箇所の比較的勾配が緩いところには、
現在の道路ができる前の昔から人が歩く道が自然にできています。
写真は市道のひぶな坂より西側約500mほどのところにある道です。
 
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個人的に湖桜坂と命名してみます。(おおー)
坂の下は春採湖岸で、桜がたくさん植樹されています。
 
とオチのないまま、業務時間なので終了〜

去年の現場より〜班れい岩

今日は断続的な土砂降りと雷で現場は少し待機したほうがよいかも。
 
さて 現場をやっていると、さまざまな岩を相手とすることになります。
昨年のとある現場で斑れい岩(gabbro)を調査することになりました。
私の経験ではたしか、知床半島でも遭遇したと記憶しています。
今回は日高山脈系の斑れい岩でした。
 
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緻密で硬質な岩盤です。
土木的には変質しやすいか、硬さはどのくらいか、どういう分布なのか等
工学的性質を調査すればいいので、鉱物の組成や成り立ちなどの
地質学的なことを要求されることはあまりありません。(私のやってる業務の場合です)
 
そういう私の認識も
酸性のマグマからできた深成岩が花崗岩
塩基性の深成岩からできたのが斑れい岩
という感じにざっくりとしたものです。
 
通常の岩石標本などでは「黒っぽい」と記述されているのですが、
現場では白っぽいものが多く、若干塩基性のなかでも酸性よりなのか
はたまたペグマタイト質が多く白っぽく見えるのか、
と難しいことを言ってもしょうがないので(と逃げる・・・)
 
「良好な岩盤である」の一言で報告しました!(な 訳ないですよね!)