やっと去年の11月に改定された表題の指針をじっくり見てみました。
建築学会のQ&Aでは、摘要時期については指定してないようなので
本年度から摘要しようかと・・
あくまでも地質調査業務の観点からみた場合
【地盤調査深度】
直接基礎を想定~基礎底面から基礎スラブ短辺長さの2倍以上
または建物幅の1.5~2倍程度まで(あまりはっきりしてませんね)
杭基礎を想定 ~杭先端から杭先端径の5倍程度の深さまで。
(杭径φ400なら杭径程度根入れするとした場合
0.4+0.4×5=2.4だから層厚3m位確認かな?)
【土の単位体積重量】
ついに一般値の表が掲載されました。助かります。
【せん断波速度Vs】
N値からの推定式に最新の式が摘要されました。
【液状化】
式中の水の単位体積重量が98→100に変更されているだけですね?
でも学会のQ&Aで98の使用が認められています。
(従来の液状化計算ソフトはそのまま使えますね)
「洪積層についてもN値が小さい場合は液状化検討を実施」
(だそうです)
【支持力計算】
基本的に式は同じだと思いますが、
考え方を詳しく説明してくれた感じ。
埋め込み杭の場合の杭先端N値の求め方が
杭先端から下へ1d、上へ1dの範囲の平均と明記されてます。
いままで上の方が4dだったのですが、この方が計算少し簡単ですね
ざーとみた感じの変更点など羅列してみました。
当社の報告書は今日から新指針を摘要していこうと思います。