東日本大震災から5年が立ち、
現在の復旧程度や地震に対する対策が
どのようになされているのか、
実際見に行って勉強したいと思うのですが・・
先日気象庁で長期地震動の説明動画が公開されました。
URLは
http://www.data.jma.go.jp/svd/eqev/data/choshuki/choshuki_eq5.html
気象庁ではいつもの震度階と別に
長周期地震動のみを4段階に分類して発表しているようです。
これらを見て、長周期地震動とは2秒以上の周期と定義されていました。
私が学生の頃は周期1秒以下を短周期地震動
1〜5秒をやや長周期地震動
5秒以上を長周期地震動と習ったような気がしていましたが
現在はさらに細かく分類されていて
やや長周期〜長周期を長周期地震動として
それを2秒以上と定義されているようです。
2年ほど前にここで、1秒以上を長周期地震動として
説明しましたが、ここで訂正し、お詫び申し上げます
地震の周期を感覚的にとらえれば
揺れが1往復するのに要する時間です。
長周期地震動は高層の構造物に重大な影響を与えます。
気象庁で発表されている東日本大震災の
地震動の周波数解析は以下の通りです。
周期が1秒から2秒にかけてピークが見られます。
この場合中層〜高層構造物に
どのような被害があったのか気になりますが、
今回の地震の場合は津波による被害が多かったので
その辺の情報が現在不足で、
追跡できていないのが残念です。
最後に被災された地域の完全な復旧を心より
お祈り申し上げます。