鬼怒川堤防決壊による災害にて
被災された方々の一刻も
早い復旧をお祈りいたします。
まさに自然の脅威の前には
人間はまったく無力。
建設コンサルタントの業務に
身を置く者として心痛いです。
津波に対する防潮堤もそうなのですが、
河川堤防も河川の最高水位を予想して設計されます。
この最高水位は過去の水位や降水量を参考として
数十年間に1度は確率的に起こるであろう
最高水位を設定します。
ただし今回のような「観測史上初」には弱いです。
この想定外の事が起こった時のため
その被害を軽減するように設計されているかと思います。
自然に対して人間ができるのは
原則として被害を防ぐというより
その被害を軽減することに重点を
置くしかないのでしょうね。
屋根の上の二人と柴犬二匹
無事救出されてよかったです。