ご縁がありまして、
炭鉱に関するガイドツアーをやられている
元炭鉱マンの方と地質踏査もどきを
お盆休みを利用して行ってきましたので
その一部を何回かに分けてご報告します〜。
今回は昆布森海岸のご紹介
海蝕崖に露出する雄別層と呼ばれる地層の露頭です。
雄別層は砂岩と泥岩の互層を主体とし、他に礫岩及び凝灰岩の薄層も挟みます。
泥岩と砂岩の互層中には石炭層の薄層が見られます。
本層の石炭層は阿寒方面にかつてあった雄別炭鉱での稼働対象かと思われます。
上の写真の段になっている数10cm間のところが石炭層です。
昆布森での本層は挟在層が多く、あまり良質ではないのかな?
石炭層の上下にある細かい砂利状のものは、
乾湿がくりかえされた事により破砕(スレーキング)された泥岩です。
また泥岩層中にはおそらく二枚貝であろう化石が密集しているところもありました。
写真では白色に点在または密集しているのが貝化石と思われます。
今回はここまで!
さて明日からの出張準備開始〜