ということで

ということで さっそく
道路橋示方書の共通編と下部構造編の
地質調査関連の変更点等をざっくりまとめてみました。

【共通編】
ざっくりいうと「安全率」という概念が
「部分係数」という概念にということでしょうか。
よく使っていた土の単重の表は残ってたので一安心♪

【下部構造編】
・地盤定数については「材料の特性値」の章にまとめられた。
→内容的にはほとんど変更なし(c=qu/2はまだ大丈夫!)
→地盤定数は平均的な値を使用し、これを用いる式の安全余裕は部分係数で調整。
・地盤支持力度の算出式の変更
偏心力を考慮しなくなった。
変位限界からの地盤反力上限値が明記された
支持力算出式に地盤の種類の違いによる係数追加
調査解析係数及び抵抗係数が追加
・杭の支持力式
先端支持力式及び周辺摩擦式が詳しくなっている。
杭先端N値は先端から杭径の3倍の範囲の平均値となった。
・地盤変位のところで鉛直方向地盤反力係数の多層地盤の場合の
算出式がなくなった。
→示方書に示されるのは「みなし規定」とされた。
(どこに載ってるの?と聞かれると説明しずらくなりますね^^;)
・支持層の定義がやや強調されて示されている。
→内容はほぼ変更なし

ざっくりとこんな感じでしょうか?
これ設計の方では、式が複雑になって大変ですね。
設計ソフト作っている会社は稼ぎ時〜。
あとは実務で必要な箇所は勉強しながら
理解していくしかないです。

今回は文字ばかりになった。。。。。