なんとなく改訂前と改訂後の
液状化判定結果を比較してみました。
データは実際に地質調査を実施して
データが揃っている、十勝某所の2種地盤の箇所を利用しました。
レベル1地震動(発生頻度が高い中規模の地震)
レベル2地震動(発生頻度が低い、タイプ1(プレート型)及びタイプ2(直下型)の大規模の地震)
これらの表で計算深度10.8〜15.8は
細粒分含有率が90%以上だったので
ほぼ粘性土のため適用外と考えると
計算結果のFL値は
新しい示方書でもほぼ変わりませんでした。
(結構時間かけたのに・・・)
途中の計算過程では少し比較してみたい所がありますが
それはまた時間のある時でもとします。
ちなみにFL値が1以上となれば
液状化の可能性はないと判断しますので
この十勝の某所は液状化しませんね^^
なお、FL値は土層構成、N値、粒度組成、深度によって
異なり、調査地点毎での検討が必要ですので
他の場所では違った結果が得られるかもしれません。
また違う箇所での比較もしてみようと思っています。